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調査ログ

New Orleans (USA)



■調査概要
日程 2014/5/28-31
天候 悪い。毎日数回の豪雨
同行者 運河など郊外一部はタクシーのガイド
研究段階 CSOをEDRAにて発表
備考 EDRA45NewOrleans -Buildings with Change-



■成果
歩き地図 (4p)
収集資料 ・Geographies of New Orleans: Urban Fabrics Before the Storm
・Time and Place in New Orleans: Past Geographies in the Present Day
・Charting Louisiana: Five Hundred Years of Maps
・A Young Person's Guide to New Orleans Houses
着想 ・街区形状と建築様式の研究(cf. 材野)…特に、なぜ正方形か(Stanislawskiらもそのことは説明していなかったような)
・墓地と都市のアナロジー研究
・都市における履歴の残り方に関する研究。こちらは雑なだけに残りやすい。日米伊あたり比較
・この街のCSOは面白い。自然、産業、多くの国、豊富な史料



■歴史と都市構造
●全体
・洪積平野。フレンチクオーターなど川沿いはまだ高いところにあってマシで、むしろ真ん中が低い(黄色や赤のところ)。洪積作用が及ばなかったのだろう
・低地は木々と水が混じり合う。水の上を線路だけ細く通っているのを飛行機から見た、これは衝撃的であった


・ミシシッピ沿いのプランテーション割りは、ミシシッピの水運を利用するために短冊切りになる。かなり萌え地図である。それが現在にまで反映。作物は下流は砂糖、上流はコットンであるが、現在は砂糖が主とのこと


・水運が全て集中する場所として重要。フランス、スペイン、アメリカなどの絡み。CSO的にはなかなか面白い都市だろう


●フレンチ
・Canal St.には実際に運河計画あり、建設されなかった
・運河のラインと現在の大通りのラインは違う
・Green GoddesのあったExchange Alleyはかなり特殊。もとの計画にない。しかし建築の構成を見るに、両面アクセスには適切に思われる(GGとその横の工房の動画あり)



・他の街区も、やはり中央にはvoidがある模様(優しいアンティーク屋の動画あり)


・グリッドは110m程度
・バーボンの五月蠅さは凄まじいが、1本それると全く静か。かなり珍しい
・バーボンの五月蠅さが音楽にも影響しているように思える。とにかく音量を競い合う感じ。ゆったりしたジャズではない
・フレンチとミシシッピの間に壁。開閉式のところは、スライドと回転の両方が見られた




■建築様式
・黒レース手すり。付柱で歩道に持ち出すのが基本。雨が多いので助かる


・ドアも窓もダブル(シンガポール集合住宅を思い出す)
・戸建ての入口はちょっと上げてある。こう並べるとソファみたいである




■地面
・ジャクソン広場周辺がうまい




■郊外およびカトリーナ
・見た目の住居の被害は認めがたいが、修復は大体終わったとのこと。修復に関して保険会社、政府援助が大きかったが、自腹の人も


・空き地がやや目立つ、文句(道路直せ)、電柱のゆがみ。木が何万本も流れた。家より木が流れた


・ポストカトリーナの高床式住宅。陸前高田を思い出す


・排水用運河。高いところにある。ポンプ。崩壊したところもあったらしい。地下にも水路が張り巡らされている。


・しかし元々プランテーション利用の低地を開発したのだから、やはり「人間建ててしまう」のだ



■墓地
・洪水のために土葬でなく石の小屋
・中心部に近いものはばらばらと建つ(動画あり)


・郊外のものはグリッド状に整然と。通り名あり。長方形街区
・敷地概念あり、貧富の差あり、集合住宅あり、公共施設(焼き場、教会など)あり、まったく都市のようである
・世界の墓における都市とのアナロジー研究が可能




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