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けん9の全般  Last update: 2016.12.23



◆研究のコンセプト

1.都市やそれに関わるプロセスを、記述します
都市は複雑・多面的で、いろいろな思考を巡らせるるための最高のフィールドです。その複雑さを、なるべく複雑なままに記述するための方法を見つけたいと考えています。
都市の景観問題や交通問題などについて、あまりどうこう言うつもりはありません。私の研究は何らかの問題の解決を目指すものでも、特定のイデオロギーに依拠するものではなく、あくまで記述を第一の目的としています。ごちゃごちゃしている日本の都市も、その部分部分がさまざまな人の手の痕跡であり、全部ひっくるめて愛すべき対象のように思われます。


2.面白い研究を追求します
私自身や読み手が、知的快楽を味わえるような研究を目指しています。その面白い研究とは、おおよそ以下のような特徴を持つものであると考えています。

 + 切り口が鋭い
   着眼点、理論、方法など。私の研究は社会的ニーズや既往研究ではなくここが出発点になります。
 + 厚みがある
   切り口だけでは「一発芸」になるので、データの豊かさとその地道な分析が必要だと思っています。データへの愛。
 + 全体性を扱う
   閉じた部分よりも全体性を扱い、諸分野の考え方の関係性が見えればいいなと思っています。

模範としている研究は、ケヴィン・リンチ「都市のイメージ」、クロード・レヴィ=ストロース「神話理論」など。
なお、先にも述べましたが、研究が社会に直接役立つ必要はないと思っています。考えることはデザインすることよりもはるかに自由です。規則や予算やクライアント、また重力すらありません。その自由を謳歌し、面白いと思える方向に思索を巡らせたいと考えています。そうした研究が回り回って社会に強いパンチを食らわすかもしれない…、それは哲学や芸術のやってきた方法でもあります。このことは、「研究の展覧会」の趣旨文に詳しく書いています。



◆研究内容

大きく分けて、以下のような研究を進めています。各々ページを作成していますので、ご覧ください。

 + 都市の様相論
   - 経路歩行実験による研究
   - 100ninmap project
   - 居住地選択論
   - Walk & Write Method

 + 拡張的デザインプロセス論
   - 拡張的現象論
   - ワークショップのプロセスの記述

 + 地面論



◆いろいろ

●研究の展覧会
研究を展示する展覧会を、2012年に行ないました。いずれシリーズ展開していきたいと思っています。
vol.1 modality -都市の様相論-


●デザイン学論考
「デザイン学論考」という冊子の編集長をしています。詳しくは下記へ。
デザイン学論考web

●獲得した外部資金
  • 芦原建築設計研究所 第1回「街並みの美学」トラベルスカラシップ,「嵐山とホイアンにみる観光地化に伴う地域の変化」,研究代表者,2006年度
  • 日本学術振興会特別研究員DC2/PD(学位取得後に切り替え),「都市の様相の解読とそのデザイン方法に関する研究」,2011〜2012年度
  • 科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(CREST),「データ粒子化による高速高精度な次世代マイニング技術の創出」(代表:宇野毅明)内の「ユーザの主体的理解醸成のためのデータ表現とインタラクティビティのデザイン」(主たる共同研究者:中小路久美代),共同研究者,2014〜2020年度
  • 挑戦的萌芽研究,「地面インタラクションセンシングによる都市体験の記録と再生」(代表:栗田雄一),研究分担者,2015〜2017年度
  • 株式会社ネクストとの共同研究,「住まい探し支援を目的とした街の雰囲気情報の可視化に関する研究」,研究代表者,2015〜2016年度
  • 静岡市・焼津市地域課題解決事業,「若者への魅力ある情報の発見と発信方法」(代表:山田雅敏),共同研究者,2016年度

●その他の共同研究
  • 100ninmap project,共同研究代表者,2013年度〜
  • 立命館ARC立命館大学アート・リサーチセンター「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」共同研究(研究資源活用型),「都市の地面の平面構成に関する基礎的研究」,研究代表者,2015〜2016年度

●書籍・論考等
  • 北雄介:経路歩行実験による都市の様相の記述と分析,『トウキョウ建築コレクション2008 全国修士設計論文集』,建築資料研究社,pp.302-303,2008.
  • 北雄介:シカゴの風,人間・環境学会誌, vol.28,p.60,2011.
  • 北雄介:長期的デザインプロセスモデルに基づくデザイン論の問い直し,デザイン学論考,vol.1,pp.5?13,2014.
  • 北雄介:都市のあの「感じ」は情報になりえるのか,デザイン学論考,vol.2,pp.32?41,2014.
  • 北雄介:巨匠の苦悩を通した「デザイン」の再考,web版「建築討論」,006号,2015.(長坂一郎:クリストファー・アレグザンダーの思考の軌跡−デザイン行為の意味を問う,彰国社,2015. の書評)
  • 北雄介:サマーデザインスクール2015 ―その次へ,デザイン学論考,vol.5,pp.3?5,2016.
  • 北雄介・坂口智洋・佐藤那央:京都大学サマーデザインスクール2015のデータ分析を通じた「ワークショップ」考,デザイン学論考,vol.6,pp.25?52,2016.
  • 北雄介:デザインワークショップの設計,『デザイン学概論』Chapter 14 1-2節,石田亨編,共立出版,pp.203-219,2016.
  • 北雄介:続・「ワークショップ」考 〜「京都大学−香港バプティスト大学合同デザインスクール2016」の現場から〜,デザイン学論考,vol.7,pp.28?45,2016.

●講演
  • 北雄介:modality−都市の様相論−,第7回 京都会館NIGHT PICNIC特別編,茶房好日居,2012.12.13
  • 北雄介・荒牧英治:100人でつくる京都地図−歩く・つぶやく・地図になる−,KRPワンコインランチ,京都リサーチパーク,2013.10.9
  • 北雄介:都市の全体性の研究について,環境行動論(講義),大阪大学,2014.7.14
  • 北雄介:都市の様相を情報へ,集合知がつくる未来の街歩き(パネルディスカッション),情報処理学会第77回全国大会,京都大学,2015.3.18
  • 北雄介・荒牧英治:放送大学専門科目「ソーシャルシティ」第7回 モバイルコミュニケーション,講師として出演,2016.8.16.収録
  • 北雄介:「感じ方」を表現し、コミュニケーションする -街歩きを題材に-,コミュニケーションスキルズ(講義),常葉大学,2016.12.21

●メディア掲載・出演
  • 2013.7.11 毎日新聞朝刊(京都版)掲載 「100人でつくる京都地図」
  • 2013.7.20 京都新聞夕刊掲載 「京の街 100人口コミを地図に」
  • 2013.10.4 毎日新聞朝刊(京都版)掲載 「口コミ情報を立体画像に」
  • 2013.7.27 17:55〜18:00 KBS京都テレビ「KBS京都新聞ニュース」内で紹介
  • 2013.7.22 6:30〜10:00 KBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」内のコーナー「ほっかほか 噺の朝ごはん」出演
  • 2013.11.16 15:00〜15:30 京都三条ラジオカフェ「きょうと・人・まち・であいもん」出演



◆調査ログ

都市調査の簡単なログを残しています。こちら