|
地面論 | ||||||||||||||||||||||||||
Last update: 2016.12.23 ●概要 道路も、誰かの敷地も、建物の床も、荒々しい岩肌も、すべて「地面」です。地面は地球上のすべてをつなぎ、さまざまな人が描き手として関わってきた、大きな「一枚の絵」に見立てることができます。この絵は、三次元に展開する都市の複雑性を二次元に落とし込んだものになっています。その地面の記述は、都市の様相の記述の一つの方法になり得ます。 これまで、地面のデザインは建築や都市のデザインに較べあまり探究されておらず、それだけに人間のエゴがよく出ています。個々の敷地同士はバラバラにデザインされ、また道路もそれとは無関係に、アスファルトや縁石で固められています。こうした状況であるがゆえに、今後のデザインの可能性も大きく広がっています。 アプローチとしては、京都市内の一街区の地面を記述するという私の研究に通底した記述的方法の他、私自身が撮りだめてきた世界各地の地面写真をアーカイブするwebサイトを作成し、地面の研究とデザインの可能性を探究する方法も採っています。 → ●わかりやすいマテリアル + 2013年 土木計画研究発表会論文(記述的アプローチ) + 2016年 土木景観・デザイン研究発表会論文("jimen.site"の分析) ●発表論文一覧 + 査読なし論文
●ワークショップ
|